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2010.09.29

エコ(エゴ)な話

私の前の投稿で「エコ」、「エゴ」という言葉を見て思い出したことがあります。

それは、9月26日に行われたF1シンガポールGPのことです。市の中心街に作られた公道コース。そのコース全体を総数1,600基、総電力310万キロワットで照らしています。サッカースタジアムの4倍の明るさで、シンガポールの1日の電力量の6割に相当します。

 TVで見られた方もいると思いますが、夜の街に光の帯が浮かび上がる光景はとても幻想的です。2008年に初開催されたナイトレースですが、当時いろいろと論議されたことを思い出したのです。そもそもナイトレースにした理由が、ヨーロッパで人気のあるF1がアジア地域で日中にレースを行うと深夜~未明の時間帯になり視聴率に大きく影響するからというのが、一番の理由だそうです。 エコが叫ばれる昨今、その為に照明をガンガン点灯させるのは、いかがなものか?というものでした。まさに主催者側のエゴが見え隠れするイベントとなったのです。 

 オリエンタル印刷は企画・制作から印刷、加工、発送納品までワンストップサービスの一貫生産体制です。そこに「エコ」はあっても、「エゴ」はありません。